女性投資家が増えている今、女性の投資家が増えている。 昨今の株式投資フォーラムなどでは女性が多く参加している。 日経新聞、以前の東京IPO、松井証券などが個人投資家向けに主催している 個人投資家向けの説明会もこうした部類に入ってくる。発行体としても重要な IRの一環として、こうした個人投資家との対話を重要視している。IRとは企業が 株主や投資家に対し、投資判断に必要な情報を適時、公平、継続して提供して 行く活動全般を示すことをいう。それを、株やお金の運用に対しての意識が 高まっている女性を対象として行う企業が増えているのだ。実際にセミナー などでは男性よりも、有効的に資金を運用したいという目的意識が強いのか、 真剣に値踏みしている女性たちの光景が伺える。女性たちは、日常的にその 会社の商品を買ったり、サービスを受けたりと“実体験”する機会が多い。だから 男性よりも、事業に対する姿勢や理念と商品にズレがないかなどには敏感なので ある。それを踏まえ、投資するに値する企業かを評価するので非常にリアリティが ある。また女性の場合は、企業価値が口コミで広まることも予想されるので、各社 ビデオやパソコンを活用すると共に、役員クラスを動員するなど、しっかりとした プレゼンを行っておかないとネットワークや口コミのパワーは馬鹿にできない。 女性は男性に頼ることなく、自分の体験や価値観などから企業評価をしている。 ビジネス界だけでなく、経済論理の中でも業界を左右するくらいの力を持ち、 投資の場面でも活躍し、会社の一員として働く人も増えるだろう。これからは、 女性が投資をすることが当たり前の時代になってくるのは間違いない。 |